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自動車ナンバープレートの物性試験について
上記の番号はサンプルです JATA昭島研究室の促進耐候性試験装置
さまざまな図柄を織り込んだナンバープレートの普及が見込まれていますが、ナンバープレートは本来、「社会において自動車が正しく使用されるための重要な識別票」という位置付けですので、周囲から目視で番号が識別できることが重要です。また図柄入りナンバープレートは、その製法が従来のものとは異なるため、物理的・化学的強度があるか、つまり紫外線、塩風、雨水等の影響により表面の状態変化(変色等)が生じて被視認性が妨げられることがないか、衝撃や曲げに対する強度が十分か等を評価しておく必要があります。そこで公正・中立な試験機関である当協会では、各種の試験・計測器を用いて、耐久強度などを試験する業務を実施しております。これにより国土交通省の定めたナンバープレート品質基準の適合性を科学的に調べて、物理的・化学的強度の要件が満たされているかを事前に確認します。
なお試験のお申込み及びお問合せにつきましては、下記にご連絡をお願いします。
連絡先 公益財団法人日本自動車輸送技術協会
昭島研究室 石川、瀬谷
〒196-0001 東京都昭島市美堀町4-2-2
電話 042-544-1004 FAX 042-544-1015
受付時間:月曜~金曜(祝日・年末年始を除く)9時~12時、13時~17時
物性試験の概要
次の16試験を実施することができます。
①外観測定 ②塗色測定(標準限界色票又は色彩計による測定) ③標準限界色票と塗色見本との検認
④塗膜厚さ(渦電流式膜厚計又は断面法膜厚測定) ⑤亀裂及び硬度測定 ⑥耐衝撃性試験
⑦耐屈折性試験 ⑧密着性試験 ⑨耐汚染性試験 ⑩耐溶剤性試験 ⑪耐揮発性試験
⑫耐塩水性試験 ⑬耐酸性試験 ⑭耐アルカリ性試験 ⑮促進耐候性試験(キセノンランプ法)
⑯接着性試験
各物性試験の実施状況