技術解説ーカーボンバランス燃費計測法2
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3.カーボンバランス燃料消費率試験法
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3.カーボンバランス燃料消費率試験法
前ページに示したカーボンバランス法の原理に従って、排出ガス測定結果からモード燃費を算出するための具体的な方法を以下に説明します。計算の基本原理は、燃料1Lあたりに含まれる炭素の含有量(g/L)をモード走行時の1km当たりの炭素排出量(g/km)で割ることで、燃料の消費率(km/L)を求めるという論理的な方法です。ただし燃料1L当たりの炭素含有量の計算では、燃料中のHとCの原子数比をガソリンで1.85と規定した上で、試験燃料の密度は実測するように定められています。また炭素排出量を計算する際には、排出されたCO2とCOの重量のうちの炭素割合を、それぞれCO2とCOの分子式から計算します。また排出された総HC分のHとCの原子数比が、燃料のそれと同じという仮定のもとに計算しています。
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