騒音試験は、ISO路面又はそれと同等の路面で、進入ポイント・脱出ポイントの車両速度を測定して、試験速度の規定適合性を確認します。測定位置は、両者の中央地点で騒音測定を行います。
2.試験路面と走行騒音試験測定法
試験自動車の車速測定位置の確認の後、車両を加速又は定速で走行させて、確認した位置・区間における騒音レベルの測定を行います。
③騒音試験車両の重量測定
②車両重量調整用ウエィトの積載
(規定の試験車重量に合わせるため調整用ウエィトを乗せます。)
①車両反射板の設置
(正確な車速を光電管検知器を使って測定するために、反射板を試験車に取り付けます。)
騒音測定は、試験自動車に対して下記①②及び③の準備を行います。
自動車が発生する騒音レベルには、騒音規制法により許容限度値が定められています。一方、道路運送車両法では、省令で定める道路運送車両の保安基準に適合する自動車でなければ運行の用に供してはならないとしています。
そのため、車両登録を行うに当たっては、自動車に装着されている 騒音防止装置等の効果を確認する騒音試験が必要であり、その測定方法は、細目告示別添38・39・49で定められています。
当協会が発行する騒音試験成績表は、新車の登録のための陸運事務所等への提出資料となっています。
1.自動車加速騒音の測定方法
M.自動車騒音の測定方法
自動車騒音の測定方法のページでは、以下の内容を各々のページで解説しています。
(下記の各ページの青色で示すページ番号をクリックすると、直接そのページに飛ぶことができます
P.1 : 1.自動車加速騒音の測定方法
2.試験路面と走行騒音試験測定法
P.2 : 3.近接排気騒音試験測定方法
公益財団法人日本自動車輸送技術協会は、自動車の安全確保、環境保全に役立つ各種の試験、調査、研究を行うことで社会に貢献しています。