公益財団法人日本自動車輸送技術協会は、自動車の安全確保、環境保全に役立つ各種の試験、調査、研究を行うことで社会に貢献しています。

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技術解説

技術解説ーカーボンバランス燃費計測法3
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 モード走行時の単位距離あたりの炭素排出量は、次の式に基づいて計算します。

排出ガス成分のうち炭素原子を含む成分(CO2、CO、及びHC)のモード排出重量(g/km)を排出ガス測定システムにより個別に計測した上で、各成分の分子式に基づいて各成分中の炭素の重量を下式を用いて計算します。なおHC排出成分については、その中の水素と炭素の比が1.85と仮定して計算します。



☆なお10.15モード燃費(km/L)を求める場合は、TRIAS 99-005-01燃料消費率試験(10・15モード)の規定により、燃料密度をρ=0.750g/cm3という固定値を使って計算するような規定になっているので、燃費算出式の分子の項は649という固定値で与えることになっています。


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