排出ガス試験時に試験車の前面から冷却風を送る装置です。実走行状態にできるだけ近づけるため、運転中の車速相当の風速の風を送風します。そのためローラの回転速度を検出して、冷却ファンからの風の吹き出し速度を自動的にコントロールしています。
 台上試験車に当てる冷却風の状態は、エンジンや排気後処理装置(排出ガス浄化用触媒装置)の温度条件に密接に関係し、その結果が排出ガス性能に影響することになります。実走行状態に近付けるには、冷却ファンの開口面積が広い方がよいのですが、設備が大掛かりになるので最低限の開口部の大きさが規定されています。

3.車両冷却ファン
 排出ガス試験で試験自動車の運転操作を支援するため、ドライバーズエイドのモニター画面 に試験走行モードのパターンの時間変化と、試験車運転中実車速(回転ローラーから検出)、目標車速からの逸脱許容範囲を表示する機能を備えています
2.運転指示装置(ドライバーズエイド)

 自動車が路上を走行するときの状態と等価な走行抵抗を室内走行で与える装置です。

シャシダイナモメータは、駆動輪を載せる回転ローラ、吸収負荷や回転を制御する電気動力計、電気動力計等の制御装置、車速度計(ローラ回転速度を検出)、車両固定装置などで構成されています。

 シャシダイナモメータシステムが備える機能としては、等価慣性重量の設定機能(機械慣性式、電気慣性式)や走行抵抗の設定機能、台上惰行時間の計測機能、設定走行抵抗の検証・修正機能、車両設置位置の自動センタリング機能、等があります。

 JATA昭島研究室に設置されているシャシダイナモメータ設備の種類としては、2WD車専用の設備、4WD車対応設備、重量車対応設備、二輪車用設備などがあります。

1.シャシダイナモメータ設備
自動車排出ガス試験で用いられる計測設備(シャシ関連)

公益財団法人日本自動車輸送技術協会は、自動車の安全確保、環境保全に役立つ各種の試験、調査、研究を行うことで社会に貢献しています。

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技術解説

技術解説ー中・軽量車の排出ガス規制及び試験法5
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